■パーキンソン病と運動 ― 認知症予防にも役立つ「からだと脳のケア」

パーキンソン病は、脳内のドーパミンが減少することで、
動作がゆっくりになる
歩き出しが難しい転倒しやすい
といった症状が現れる病気です。
進行性ではありますが、適切な治療と生活習慣によって、
日常生活の質を保つことができます。
その中でも特に重要なのが運動です。
運動は筋力やバランス能力を維持するだけでなく、
脳の働きを活性化し、認知症の予防にも効果があることが
分かっています。
パーキンソン病の方は、脳の情報処理が低下することで
動作がぎこちなくなることがありますが、
運動によって脳への刺激が増えると、
動きがスムーズになりやすくなります。
例えば、音楽に合わせて歩くリズム運動は、
歩行の安定に役立ちます。
ゆっくりと大きく身体を動かすストレッチは、
固くなりやすい筋肉をほぐし、
気持ちを落ち着かせる効果もあります。
これらは認知症の方にも有効で、
集中力や安心感の向上につながります。
また、運動には「できた」という達成感が伴い、
自信の回復にもつながります。
心の安定は認知機能の維持にも大切な要素です。
グループホームでは、
無理なく続けられる運動を取り入れ、
安心して取り組める環境づくりを心がけています。
身体と脳の両方を守るため、
これからも利用者の皆さまに寄り添った支援を続けてまいります。



